こんにちは。たんさんです。
今日は12月4日(月)。AM5:30現在の軽井沢の天気は晴れ、気温は-4℃、冷え込んだ朝です。
今回は、わたくしめのブログ読者の方からご質問を戴きましたので、それについて考えてみたいと思います。
目次
ご質問内容は?
さて、今回戴いたご質問ですが、、、、
「東京近辺から自家用車でスキーへ行くなら『スタッドレスタイヤ』って必要ですか?『タイヤチェーン』じゃ駄目ですか?」
というもの。
スキースノボって、荷物も多いですから新幹線などの電車で行くと結構大変!
その点、車で行くと荷物運びも楽ですよね。
でも普段余り雪の降らない地域の方が、自家用車で雪国に行くためにはそれなりの準備が必要です。
わたくしめ、いちおう長野県民ですし、毎日の通勤も駅まで基本的に自家用車です。
冬は毎日、雪の積もった道か、カチンカチンに凍った道を運転しています。
そんな視点から、ご質問について考えてみたいと思います。
スタッドレスタイヤとは?
まずは『スタッドレスタイヤ』とは何か?です。
写真のようにタイヤの表面がギザギザ、ゴムも柔らかくて、雪道でも滑らず走り易いようにしたタイヤのことです。
さらにゴムの表面も目に見えない微細な凹凸があって、氷結路でも走行が可能なようになっています。
その昔は『スパイクタイヤ』『スタッドタイヤ』と言って、タイヤの表面に金属のピンが取り付けられたタイヤをが使われていました。
ただ、そうしたタイヤは道路の路面に良くないので、使用が禁止されたものですから、『スタッド(=金属のピン)』を無くした、『スタッドレスタイヤ』が使われるようになっています。
スタッドレスタイヤの悪い点(デメリット)
まずは、デメリットも良く理解しておきましょう。
- 値段が高い
- はずしたタイヤの置き場所に困る(=保管場所が必要)
- 凍結した道には弱い(以前によりも性能は上がっていますが、金属で氷を掴むチェーンにはかないません)
スタッドレスタイヤの良い点(メリット)
次に、メリットを見ておきましょう。
- 乾燥路に強い(一度取り付ければずっとそのまま走行できます)
- 圧雪に強い
- 乗り心地が良い(=普通タイヤと大差ない乗り心地)
- 高速道路がチェーン規制でもそのまま通行可能(但し豪雪地帯では稀にある「全車チェーン規制」時は不可)
- だから、乾燥路/雪道どちらも快適!!
タイヤチェーンの種類(金属チェーン、非金属チェーン(樹脂製チェーン))
タイヤチェーンとは、夏用の普通タイヤにチェーンを巻き付けて
その名の通り、金属製のチェーンを巻き付ける『金属チェーン』と、スパイクの着いた樹脂などのものをタイヤに巻き付ける『非金属チェーン』があります。
まずは動画でいくつか見てみましょう。
↓↓↓金属チェーンと、非金属チェーンそれぞれをご紹介
↓↓↓金属チェーンでももう少し付けやすい、能力の高いモデル
↓↓↓さらにお手軽な布製チェーン
タイヤチェーンの良い点(メリット)
一般的な金属製、非金属性チェーンのメリットを見てみましょう。
- 値段が安い(とくに金属製はかなり安価なものも)
- 悪路に強い(とくに金属製は深雪にも強い)
- 氷上性能が良い(金属で氷をがっちりつかみます)
- 高速道路のチェーン規制でも通行可能
タイヤチェーンの悪い点(デメリット)
次にデメリットも確認し、特徴をしっかり理解しておきましょう。
- 走行音がうるさい(とくに金属製のものは音が大きい)
- 走行時の振動が発生する(とくに金属製のものは乗り心地が悪い)
- 脱着が必要(「しやすさ」には、色々なタイプがあります)
- 耐久性には限りがある
- 2輪だとが限界ある(チェーンをつけていないタイヤはグリップしませんからバランスが悪くなります)
- 乾燥路に弱い(とくに金属製では切れることも・・・)
- 長大トンネルでは着脱を行わないと通行できない(関東では「関越トンネル」では金属製チェーンを装着したままでは通行できません)
まとめ
いかがでしたか?
1シーズンに一度や二度くらい、スキースノボへ行くなら、タイヤチェーンでも良いかもしれません。
それ以上、、、
例えば月に一回くらいは雪国へいくのであれば、スタッドレスタイヤに変えてしまうのをお勧めします。
万全の装備と言えば、スタッドレスタイヤを装着、そのうえで金属製チェーンをトランクにしまっておき、凍結した山道などではスタッドレスのうえにチェーンを装着すると安心です。
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↓↓↓こちらでは他の手段や、タイヤ以外の装備などご紹介しています。