妙高杉ノ原スキー場。積雪、ランチの口コミ。大晦日の富士山を拝む

こんにちは。たんさんです。

今日は2017年8月29日(火)、AM6:00現在の軽井沢の天気はくもり、少し雲の切れ間も見えます。ここ数日やっと晴れ間が戻ってきた軽井沢です。

天皇皇后両陛下は、今日軽井沢駅より東京皇居へお戻りになるそうですね。

今回は、2016年12月31日(土)大晦日に、前日、全面滑走可能となった妙高杉ノ原スキー場に行ったときの様子について、記したいと思います。

妙高杉ノ原スキー場って?

場所は長野県と新潟県の県境、新潟県妙高市にあります。

お車だと上信越自動車道、妙高高原I.C.から5km約10分、信濃町I.C.から8km約15分ほどで到着します。軽井沢からだと110km、1時間半程度の道のりです。

東京から日帰りだと少し遠いですから、近隣の温泉街など宿泊施設を利用するのがお勧めです。

とても広いスキー場でゴンドラと高速リフトが効率よくかかり、ロングクルージングを楽しむことが出来ます。

もちろんプリンス系のスキー場ですから、わたくしめ、リフト券は「princeスノーリゾート、プレミアムシーズンチケット」が利用できます。

ゲレンデは広大ですよ。

ゲレンデは大きく、杉ノ原エリアと三田原エリアに分かれています。

どちらかだけでも十分大きなスキー場といった規模です。

その標高差は1,124m。トップは標高1855m、ボトム標高731mです。そして、山頂から山腹までの最大滑走距離が8,500mというのは日本でもトップクラスの規模のスキー場です。

ちなみに8,500mというと、東京ですと、中央線の『秋葉原駅ー新宿駅』間がだいたい同じくらいの距離です。一滑走で都心横断という訳ですね。

杉ノ原エリア

杉ノ原エリアは、全長3、074mを誇る8人乗りゴンドラ「杉ノ原ゴンドラ」がかかます。

混雑時は抜群の輸送力を発揮、平日などは一人乗車でのんびりまったり、快適に山頂まで向かえます。

コースは急斜面は無く、全体に適度な斜度が続いており、快適なロングクルージングが楽しめます。

2016/17シーズンから、ウェーブ・バンク・スパイン(ヒップ)などのスロープアクティビティが設置された『Gondola Line』が新設されました。

三田原エリア

三田原エリアは大きく3つの顔を持っていると思っています。

ひとつのエリアといえ、山頂から山腹まで滑走距離が8,500m、営業している三田原第3高速リフト、第2高速リフトは、単独で1,700m以上の長さですから、これ一つ一つでもう1個のスキー場くらいの規模を持っています。

上部(三田原第3高速リフト沿い)

まずは上部の三田原第3リフトで回す急斜面ゾーン。スーパージャイアント、スーパーモーグルの2つの急コブ斜面があります。スーパージャイアントの天狗落としは最大斜度27度、そして地獄谷は最大斜度38度、深いコブに覆われていることも多く、わたくしめレベルでは降りてくるのがやっとです。スーパーモーグルの方は、最大斜度こそ32度ですが、コブコブ斜面がこれでもかと言うほど延々と続きます。

また、コブはちょっと・・・という方には、しゃくなげゲレンデがあります。こちらは中級以上の方にお勧め、自然の地形を生かしたすばらしいコースです。

中間部(三田原第2高速リフト沿い)

ここには唯一無二と言っていいのではと思えるパノラマゲレンデがあります。

特筆すべきはその広さ!幅300mにも及ぶ一枚バーン、広いと言うよりも「だだっ広い!」です。ぜひとも、この開放感を一度は味わってもらいたいなと思います。幅も長さも十二分!雄大な滑走とはこのことです。

このサイドにも『Sugi Park』と呼ばれるパークエリアがあり、初級者から上級者まで幅広い層が楽しめる色々なアイテムが設置されています。

下部(旧三田原第1高速リフト沿い)

さて、三田原第2高速リフト乗り場の下は少し雰囲気が変わってきます。

林の中を抜ける「シーダコース」、深い杉林を抜ける「フォレストライン」と緩斜面の林間コースが続きます。林間コースといえどもしっかりとした幅がありますので、初級者の方も安心して楽しめるでしょう。

そして、最後は杉ノ原民宿街へと続く田んぼの中のコースをまったり進み、山麓の杉ノ原第2ロマンスリフト乗り場へ到着です。

緩斜面主体で、ゴンドラや三田原エリア中上部に戻るには、長くてゆっくりな杉ノ原第2ロマンスリフトに乗車しないといけないのが難点ですが、初級者の方のみならず、中級以上の方も、足休めに滑走して独特の雰囲気を味わってみるのも良いかもしれません。

妙高杉ノ原、お勧めランチは?

スキー場のランチ、近年改善されてきてはいるものの、高くて不味いというイメージを払拭できていない感も持っています。

もちろん美味しいところもたくさんあるんですけどね。

妙高杉ノ原は、プリンス系スキー場ですから、プリンス定番の「レストランアリエスカ」「レストランダウンヒル」「レストランアゼリア」などのお馴染みの名前のレストランがあります。

わたくしめはこれらのレストランには行ったことはないのですが、きっと他のプリンス系同様の味があるのでしょう。

そんななか、妙高杉ノ原でお勧めしたいのが、三田原食堂街です。

三田原食堂街は、三田原第2高速リフトの乗り場横に、個人店舗がいくつか集まってできています。

どちらも個人店らしく、メニューが豊富で、手作りの味が楽しめます。

わたくしめが今まで頂いたのは、豚汁セット、定食、カレーなどの定番メニューですが、どれも身体に浸みわたる美味でしたよ。

あと、平日のみ(だったかな)などで、生ビール(ミニ)orソフトドリンクを無料サービスでつけてくるお店があったり、食堂街でサービスを競っています。

スキーシーズン以外は、近辺にある名勝「苗名滝」近くで営業しているお店などもあるようで、スキー場オープン時だけテンポラリーでオープンするのとは違った安定感があります。

富士山

さてこの日は大晦日。

2016年も、もう終わりです。

妙高杉ノ原のマップには、杉ノ原ゴンドラ山頂駅・三田原第3高速リフト山頂駅に「Specialビュースポット」の表示があります。

ここからは、天気が良ければ世界遺産『富士山』のお姿が良く見えるのです。

妙高から富士山は、東京から見るよりも、倍ほどの距離がありますので、山々の間にお姿が見えるという程度ですが、それでも真っ白な富士山は一見ものです。

わたくしめは、朝一番の澄み渡った空気のなか、ゴンドラから今年最後の富士山を拝み、来年の安全滑走を祈念したのでした。