こんにちは。たんさんです。
今日は9月15日(金)。AM6:30現在の軽井沢の天気はくもり、気温は12℃、日中は晴れの予報です。
今回は1月25日(水)にパルコール嬬恋リゾートスキー場へ行ってきたときの様子について記したいと思います。
パルコール嬬恋とは?
高原キャベツで有名な群馬県嬬恋村にあるリゾートです。
山麓にはホテルもあり、ゴンドラと高速リフト主体で移動も快適。コース幅がひろく広大なゲレンデです。
ここはバブル経済のころに開発が進み、その後の経営不振などで運営母体が変わったりしているものの、辛くも経営が継続しています。
スキースノボ人口の減少により閉鎖してしまうスキー場もありますが、インバンド需要などでもっと持ち直してくれないかな。
引き続き頑張って運営してほしいものです。
見たことのない運用!?
わたくしめが伺った日は平日であったこともあり、正直、人影はまばら。
ゴンドラでさえ『人が来たら動かす』という、見たことの無い運用を行っていました。
この『人が来たら動かす』という意味、聞いただけではわからないと思います。
???
↑↑↑こちらがゴンドラ『パルキャビン』です。
***
ゴンドラはワイヤーロープに多数の搬器がぶら下がっており、ワイヤーロープを動かすことによって搬器が移動しています。
ただし、それでは山麓の乗り場、山頂の降り場、で乗降する時間がないですし、高速で動いていると危険でさえあります。
そのため、乗降の際は搬器を自動でワイヤーから外し、ゆっくりと移動(その間に状況)、再度ワイヤーに自動で固定することで搬器が進みます。
この中間の『ゆっくりと移動』は、通常は機械による低速のゴンドラ搬器移動ですが、この時はそれが人力でした・・・・。
スキースノーボーダーが来ると、なんと係の方が、よいしょっと、搬器を押し出して乗り込み位置まで動かしてくれます。
そしてスキースノーボーダーが乗り込むみます。
いったい、これで、どのくらいの経費節減になるのか分かりませんが、、、まさに涙ぐましい努力です。
係員さんご苦労様です!
ここがいまいち、パルコール
遠い
上信越自動車道の碓氷軽井沢ICから、鬼押ハイウェー経由でも約45kmの距離があります。
緩斜面ばかり
なだらかな地形を利用して出来ていますので、上級者向けの急斜面やコブ斜面などはありません。
寂しい
平日など人の気配が無く、滑っていて不安になることも・・・。
ここが良い!パルコール
空いている
ともかく空いていますし、ゴンドラや高速リフトの輸送力が魅力です。
スケール
ここの標高差は関東では草津国際スキー場に次ぐ規模で、関東地方最長(3,100m)のゴンドラリフト「パルキャビン」で繋ぎます。
最長滑走距離は4,500mです。
広々と
意外にも関東地方で最大規模のエリアの広さを誇ります。
また、その標高差もさることながら、下部を中心にともかくだだっ広いゲレンデが広がっています。その広さは約85ヘクタール!
最下部はどこからどこまでがゲレンデかわからないほどの幅。開放感がハンパありません。
宿泊・温泉
ゲレンデ直結のパルコール嬬恋リゾートホテルにゆったり宿泊も可能、日帰り入浴の可能な『四阿山の湯』があります。
効能は、神経痛、筋肉痛、間接痛、五十肩、うちみ、冷え性等だそうです。
また、嬬恋村にはいくつかの日帰り湯もあり、疲れた体を癒すことが出来ます。
まとめ
一言でまとめると、少し遠くて行くのは大変だけど、到着してしまえば、広ーい緩斜面と、輸送力のあるゴンドラや高速リフトで快適に滑走できるスキー場です。
ゆったりと滑りたい方、とくにお子様連れのファミリーなどにはとてもお勧めです。