こんにちは。たんさんです。
今日は11月7日(木)。AM5:30現在の天気は晴れ、気温は0℃、だいぶ冬の朝っぽくなった軽井沢です。
今回は、秋スキー&春スキーの大敵!!
硫安で錆びる!?スキー後は水洗い。雪面硬化剤(スノーセメント)にご注意!
をお伝えしたいと思います。
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あらためて滑走の様子はコチラ!!
造雪と並行して
先日の初滑りのひとコマ。
右側は人工造雪から吹き出す雪🎶
左の青い服のお方は、軽井沢プリンスホテルスキー場スタッフの方です。
何をやっているのかというと・・・・・
硫安(硫化アンモニウム)を撒いておられます。
背中には硫安を入れる白い大きなタンク(きっと結構重いでしょう)
手に吹き出し口を持って、コース全体に満遍なく散布されています。
ご苦労様です!!
そもそも硫安って??
硫安は、硫化アンモニウム。スノーセメントなんて呼ばれたりもします。
気温上昇で溶けかかった雪に硫安を撒くと、氷の融解熱の分だけ、全体(氷+硫安水溶液)の温度が下がるのだそうです。
また、溶解熱がマイナスなので硫安が水に溶けるときにも熱を下げます。
凝固点降下により0度では氷らないため、0度以下になっても氷が溶けて融解熱と溶解熱によりさらに温度が下がります。
これが硫安溶液が氷る温度まで続き、それが寒剤としての効果を持ち、近くの溶けかかった雪を固める!!
という、とんでもない仕組み。
が、よくわからん!?!?
という方に簡単に言うと、溶けるほど温度が下がって、回りの雪を凍らす!!みたいな感じか。
コース脇には、作業に備えて硫安がいっぱい置いてあります。
滑走後は
この日の滑走↓↓↓
滑走のあと、気を付けなければいけないのが、硫安に対する対策!!!
硫安は金属の腐食を進めます。
スキー&スノボ板のエッジなどが錆びてしまうのです!!
軽井沢プリンスホテルスキー場では、日帰りセンター前に洗浄用の水道が設置されています。
滑走後はお帰りの前に、よく水洗いしましょうね♪
春の「かぐらスキー場」などでも洗い場がありますね!!