こんにちは。たんさんです。
今日は4月20日(金)。AM5:30現在の軽井沢の天気は晴れ、気温は5℃、日中は良く晴れて20℃くらいまで気温があがる予報です。
今回はそんな春の悩み・・・『妖怪板つかみ』こと、ストップ雪について、発生条件や対策などをまとめてみたいと思います。
ストップ雪って何?
春、とくに天候が良くて気温の上がった日は、シャバシャバした雪で、コブ、パークやフリーランなどが楽しみだったりしますね。
でも緩斜面の茶色い雪を滑っていると、とんでも無いことが・・・・
まるで脚を掴まれているように、足が置いて行かれ、しかもそれが一定でないので、足に力が入って快適でないばかりかとても疲れます。。
雪に不純物が多く含んで、ワックスで処理しきれなくなると、滑走面が滑らなくなり、結果、脚を掴まれているかのような現象に陥るんですね・・・。
まったく『ストップ雪』、『妖怪板つかみ』とは、よく言ったものですよ。。。
ストップ雪の発生条件は?
春は、偏西風で大陸方面から飛んでくる「黄砂」や「PM2.5」、杉やヒノキに代表される「花粉」、そのほかでも落ち葉や新緑のカケラ、細かい土砂などが、雪の上にどんどん降り注いできます。
真冬であれば、多少「ほこり」や「落ち葉」など不純物があっても、降雪があればすぐにリセットされるのでそんなことも起こらないのですが、春は基本的に雪が解けていくだけ。
ですから、雪のなかの不純物がどんどん増えていってこんな困ったことになります。
朝は大丈夫でも、日中、雪が緩んでくるにつれて症状がひどくなります。
↓↓↓別な意味で花粉も厳しいですよね・・・。
↓↓↓こんな晴れた日は妖怪の危険が・・・
ワックスで対策しましょう
それでも楽しい春スキー、なんとかワックスで対策しましょう
手元に携帯用のワックスを常備して追加で塗れるようにしておきましょう。
一回用のワックスや、固形の生塗タイプなどが持ち運びにも便利ですね。
ストップ雪の滑り方
時間帯
朝一番のシャバシャバしていないバーンを狙う。
夕方の冷えてきたバーンを狙う。
朝出勤で、昼はまったり、夕方再び本気を出すなんて滑り方が体力的には一番良いのかもしれませんね。
雨上がり
雨上がりは、斜面の汚れが流され「雨で雪がリセットされた」なんてことがあります。
シャリシャリの走る雪は意外とパウダーにも似た感触で、ファットスキーなんかで滑走している人も見かけますね。
急斜面(コブ斜面)
コブなどは、スキーをずらしたり、スキーのエッジを聞かせてブレーキをかけて滑走することが多いので、ストップ雪の影響を受けにくいですね。